不定形ゲーム 道楽ブログ

ゲーム中心でいろいろ好き勝手に(ゲームと関係ないこともたくさん書くということ)

実sportsと対比したe-sports 健全な成長の果てに

一応言っておくと, 実sportsというのは実際に体を動かしてやるsportsのことです.
ここではe-sportsと対比してp-sportsとでも言いましょうか. (physicalのp)



e-sportsがsportsであるためには, 練習が重要であるということを前回の最後に述べました.
では具体的にpとeで何が違うのか, 我々はその違いをどう受け止めどうコミットしていくべきなのか, 論じていきましょう.

・pと比べたeの良さ
身体性が介在しない.
これは非常に大きい. 年月が経つのを待たずとも, fairな勝負ができる.
p-sportsでは実体を使うので, どうしても大人と子供の能力には差が出てきます.
そこで個人差は考えずに, 年齢という大まかな基準で戦場を分割して, 平等を装う.
しかしe-sportsでは, プレイヤーの年齢が若くても, 公の活躍の場が十分にあるということです.
こうゆうのは仕事に対する固定観念へのブレイクスルーにも成り得るでしょう.
(海外渡航や顔出しなどは, 一定のリスクがありますし保護者の許可などもいるでしょうから, 最低限の年齢制限は仕方ないと思います.
ここらへんの法律とかは全くわかりません. )

むしろ, 中高生ぐらいの年代の人のほうが強いということも往々にしてあると思います.
どんなゲームにしろ反射神経は必要になってきますし, 自分のイメージをゲーム空間で実現させる精度は若い人のほうが優れていると感じます.
(なぜそうなのか知っている方がいれば教えてください. )

そこを戦略・大局観・経験などで, どう年長者が対抗していくのか, 上回っていくのかを観るのはかなり熱いと思います.

この前ゲームの甲子園をやるというニュースを見たのですが, この点から考えると, e-sportsの甲子園に意味はあるのでしょうか.
高校生だけ隔離して大会をやる意味は, p-sportsほど無いと感じます.
高校生でも大人より強いプレイヤーはいくらだっていますからね.
身体性が介在しないと, 高校生で一番というものを決める意味が薄れてくる.
Japanはこーしえんがスキだねーhaha



・pと比べたeの問題点
正直ここに関しては自分の中でもあまりまとまっていません. 現在の書けるだけを書いていきます.

基本的には, 今述べた若さというのがネックになってきます.
小中高に属しており, かつある種のsportsで世界的にトッププレイヤーである人って, 学校に行く時間取れるのでしょうか.
単純にトレーニングする時間って, 毎日かなり取らないといけませんし, トッププレイヤーであるからこそ舞い込んでくる仕事も多々あるはずです.
世界的なタイトルにもなってくると, うまい人はゴロゴロいて, その中で安定して実績を出すというのは半端じゃありません.
身体性があるならこれまで通り分割してしまえば, 割と公平に抑えられそうですが, 高校生とかのプレイングのほうが超!エキサイティンッッッ!!ってなってしまうと, それが最高価値ということになりますから, 人はそっちに寄っていきますし, 必然的にそのような高校生に場が与えられることになります.

学校に行かずともずっと問題なく暮らせるのであればいいのですが, 一般にゲームプレイヤーの寿命はp-sportsのプレイヤーよりも短いと言われています.
それは反射神経などの若さが大切な部分が多くを占めるというのと, 長時間画面を見続けたり同じ姿勢でいたりすることで来る体への負担があると思います.

昔々は人間も運動しまくって狩猟採集していましたから, 過度な運動のほうがまだ自然なのでしょう.

プレイヤーとして生存できなくなったあとは, 後進育成やコミュニティの活性化に寄与することなどが思い浮かびますが, 正直これは難しい問題だと考えています.
なぜなら学校は社会性を育む場であり, 学校に行けなかった社会性が欠如している人間が, 人材育成や人間集合(コミュニティ)の育成に適切に尽力できるかというと甚だ疑わしいからです.

棋士藤井聡太さんなどは, 学校を時折休んでいるなどと聞いたことがありますが, どんな感じだったのか詳しく聞いてみたいですね.

自分の今の見解では, インターネットだけでは社会性を代替できないと考えているので, プレイヤーは積極的にオフラインの活動を行うべきだと考えています.
そこにゲームを運営している人達や, ファンの人たちやアンチの人たちも来れば, より社会というものを感じることができると思いますし, 社会における自分の立ち位置も見えてくると思います.

自分は有名人などではないのでわかりませんが, 有名になるということは大きな怖さもはらんでいると思います.
詳しくはまた機会があれば.

日本とかがやりそうで間違っているのが, e-sports学校みたいなのを創っちゃうことです.
基礎的な勉強は効率よく修められるにしても, diversityが著しく低いですから, そんな場では社会性が育まれません.
結局自分と同じような特徴量を持つ人間としか接しないのは非常に危ないです.

やはり最終的には多種多様な人が集まって個人最適化した教育をできるような機関が必要だということです.
そこの生徒の1人として, e-sports選手用のプログラムで在籍すればいい.
こうゆう分野の最先端って今どんな感じなんでしょうかね.
計算機の発達が重要なのは間違いないんですが, また気が向いた時にでも調べるかな〜…

システム作るのもそれはそれでけっこう危ないですからねw
特に子供の年代の社会経験ってめっちゃくちゃくちゃくちゃ重要だと思ってるので, 多様性を受け入れて柔軟に生きていけるようになってほしいなぁ…そんな子が増えたらいいなぁ…って思ってますね. (誰目線)

とまぁ最後は結局教育の話になってしまいましたが, 今回はこんな感じで終わりますかね.
よければ意見ください!気軽に!

では〜v