不定形ゲーム 道楽ブログ

ゲーム中心でいろいろ好き勝手に(ゲームと関係ないこともたくさん書くということ)

Splatoon2 開発(任天堂)に対する熱烈な批判

24時間一睡もせず研究をしていたら, 心の奥底にあった憤りが再び叫び始めました.

この前任天堂に対する批判を少し書いたので, それの続きということにします.
※一部の人にとっては不快に感じるような表現も含まれているかもしれません.
お詫び申し上げます.



以前書いた, 任天堂が人を見ずにお金やデータしか見ていないのは岩田さんを失ったところが大きい, ということについてですが, 確かにこれは大きいと思います.
しかし, それに加えて世代的なものもあるのではないでしょうか.
近代教育における偏差値偏重社会の影響です.
偏差値が高いということが一体何を意味しているのか.
言われたことを言われたとおりにやるってのは大きいと思います.
事実これは近代教育の目指すところの1つですよね.

Creativityを高める教育は無かったし, 議論を学ぶ場も無いし, 善し悪しを考える機会も与えられない.

もう1つ要因として挙げられるのは, 同じような人達が集まってしまったということ.
どれだけ社会的に優秀であると言われる人達であっても, 彼らが同じような考えで反対意見を提示してくれる人がいなければ, 良いものは生まれません. 世界的にも事例がありますよね.



イカの3つの任天堂製品について話しましょう.
①プロコン
スマブラ ultimate
Splatoon2

①プロコン
暫く前にAmazonレビューを見ましたが, なかなかひどい評価でしたね.
任天堂製品といえば, その頑丈さでも有名でした.
自分が小中高のときなんて, 周りの人達が持っている機器が壊れたなんてのは聞いたことがありません.
(他の人がどうだったかはわかりませんが…)

WiiU padも未だに全く問題ありません.
それが, プロコンは半年もせずに異常が出る. 友達にも異常な数の異常が出る. 新しいものを何個も何個も買っている人もいました.
修理に出せばお金を取られる.
遊んでたらなんか粉が出てくる.
あまりにも酷い.
そりゃコントローラーが無かったら遊べないですから買いますけど!
信頼を失った会社に未来があると思っているのか.
自分はとっくにプロコン壊れてますけど, 1万近くあんなものに払うのがアホらしいので, 壊れたまま遊んでます.
ちなみにjoyconはRボタンが反応しません.
自分で言うのもなんですが, 物はかなり大事に扱うほうなので, ゲーム機器が壊れるなんてことはこれまでありませんでした.
叩いたり投げたりなんてしませんからね(⌒,_ゝ⌒)

こうゆう製品の劣悪さを見ると, 本当に任天堂がどうしようもなく酷い環境にあるということが容易に想像できます.
コントローラーの修理に関する動画や記事へのアクセスが多いのは, 元任天堂支持者として最高に残念極まりないです.




スマブラ ultimate
こちらはあまり面白味を感じることができなかったため, これまでのシリーズ作品と比べるとほとんど全く遊んでいないと言ってもよいでしょう.
他の方の意見も聞いていませんし, 何が面白くないのかを提示していく, 完全に個人的な意見になります.

問題の核心はe-sportsへの意識です.
これが私が楽しんでいたゲームを台無しにしました.
まず各キャラの細かい仕様変更が多すぎて, プレイしていてイライラが募る.
別にそれだけなら慣れればいい話なんですが, 競技性を高めるためか, キャラの特性がこじんまりとまとまっているように感じられて, プレイしていて楽しくない.
家族や友人とパーティゲームみたいにわちゃわちゃ楽しみたかった自分としては, まるで別ゲーをやらせている感じで, 詐欺みたいに感じられました.

次にアイテムの出現頻度や個数制限です.
これがかなり厳しくて, わちゃわちゃ感がまるで消え失せました.
スマートボムを大量に投げまくる試合はよく家族友人とやっていました.
しかもアイテムを選択する画面遷移がかなりまどろっこしくなっており, 非常に手間がかかります.
これも大きなマイナスポイントです.

デザインを色々変えたり, ストーリーモードもあって, スピリットなどの新システムはめちゃめちゃ面白いのでそこは良いのですが, もっと一般ユーザーのことを想定してほしかった.
他の人の意見を見ていないので, 一般ユーザーと言ってはいけないかもしれませんが, ゲームは友達とかとわちゃわちゃやるのが一般的だと思っているので, そこの部分を圧倒的に損なっているのはいかがなものかと.
楽しいか楽しくないかが重要で, e-sports含めたコミュニティの発展は, ユーザーが自然的に自発的に行っていくことでしょう.
別にこのぐらい手を入れてきてもいいのですが, それならわちゃわちゃ遊びたい人用にカスタマイズができる設定もほしかったです.
なんかもーゲームがゲームじゃないというか, sportsの意味を吐き違えているというか.
モヤモヤします…

キャラに関しても, 弱いキャラというプリンやピチューであるからこそ生まれる感動もあると思いますし, あまりにも整った環境はつまらないし, 開発が操作している感まるだしの環境もつまらない.




Splatoon2
ゲーム性に関してはもうどうでもいいので言及しませんが, 開発はしっかり批判するべきだとずっと思っていました.

自分は発売から半年ちょっとぐらい, 固定を組んでいたので真剣に取り組んでいましたが, 開発のアプデの方向性に何度もうんざりしました.

その頃はやはり苦しかったので, 他の人がどう感じているかなども積極的に調べていました.
Twitterには, 自分本位な意見ばかりが目立ちました.
自分の持ち武器がどうこうみたいな, ゲームのことは割とどうでもよさそうな人達が多かったです.
Amazonレビューは建設的でしっかり分析をされているものもありましたが, 基本的にはゲーム性に関するもので, 開発の行動に対して何か唱えているというのは, 少なかったように記憶しています.

具体的に例を挙げていきましょう.

まずは傘へのバフの与え方です.
当時は自分はまだSplatoonを抜けきれていなくて, 武器は何か特定の役割を持っているとのだと思っていました.
なのでパラシェルターの存在も, ヘイト持ちや前線でのタンク・塗り支援を行う武器として, これは面白いなぁと感じていました.
しかし開発が行ったのは, 攻撃面での強化でした.
Splatoon2はシステム的に連携を強要してくる一方, 武器などは自分で何でもできる設計を目指しているようです.
発売当初からですが, 開発が明らかにゲームを理解していないということがまるわかりでした.
せめてやっちゃいけないことぐらいは避けてほしかったです.
しかも何度も…

その後もモデラーという, 塗りが一番の売りである武器から, その塗りを奪うということをやりやがりました.
これのさらに救えないところは, 批判の対象になったのが金モデというモデラーの中の一種に備わっているイカスフィアというスペシャルなのにも関わらず, 他のモデラー種も巻き込んでその武器の特色を消し去ったところです.
この時点で自分はこのゲームに対する全てを諦めました. ありえない.
しかしネットにはそのような必死さを帯びた声は見当たりません. なんで???
自分が好きだった名だたるプレイヤー達も, 特にtweetして何か言うでもなく, スーッといなくなってしまう人がほとんどでした.
その後も武器に関しては, その武器の色をどんどん消していくような姿勢が見受けられました.
どうやら性能を均質化させることがバランスを調整することであると思っていたみたいです.

次はハイプレへの調整です.
ハイプレやイカスフィアの調整が非常に難しいと散々言われていたにもかかわらず, しっかりと期待に答えてくれたことには, この際目を瞑りましょう.
当時ハイプレがリスポーンにおいてバリアに守られながら使えるということが問題視されて, 取られた措置です.
リスポーンでハイプレを撃とうとすると, リスポーンのバリアから押し出される!
画期的ですね.
どこまでも不自然極まりないです.
Splatoon2のイメージにも当てはまるところですが, ハリボテのツギハギのゲームって感じです.
そこまでするならいっそ削除してくれればいいのに.
ゲーム性に関しては触れないお約束でした.

Bバスホコ実装.
タッチダウンしやすいかどうかとかそういう話ではなく, ここで触れたいのはマップの視覚的デザインです.
Splatoonが大切にしてきた部分だったはずです.
確かにSplatoon2では, 世界観を反映しないような, よくわからないオブジェクトが散見されましたが, まさかここまでやってくるとは思いませんでした.
必殺技をくらった気分です.
Bバスパークだなどと宣ってはいるが, もう世界観も何も無い.
マップの構造だけを示すモデルのようです.
なんでこんなのにgo signが出たんや…
現場は一体どうなってるんや…
なんで誰も止めへんかったんや…
あんなの一目見てダメだとわかるでしょう.
本当にSplatoon2の開発には驚かされるばかりです.

余談ですが, 実装当時に自分のtweetしたこれの動画がバズって, 何百という無作為な人のアカウントを覗く機会ができました.
せっかくなので全部軽く目を通しました. (暇の権化)
本当にいろんな人がいて, みんながんばって生きてるんやなぁと感じました.
みんなで熱く楽しめたらいいのになーって思いましたし, 不快なプレイはするべきではないなと思いましたね.

戻ります.
マニューバの当たり判定がアプデ後にめちゃめちゃ大きくなっていた事件です.
ここから見えてくるコード管理の雑さ.
普通ならありえない事態です.

1月ぐらいのアプデを境にこのゲームを離れましたが, その後もいろいろやってましたね.
自分はずっとバカにされているとまで感じるほどだったのですが, 人によって感じ方が違うのは本当に不思議ですね.

細かいところを拾ったらキリがありませんが, もう疲れてきたのでここらへんでやめます.

全体に言えることですが, ゲーム理解度の低さ・テストプレイしない・管理体制が整っていない・制作物に対して意見を言える場が整っていない(そもそも意見がないのかもしれない)

もちろんいいなと思う変更点もありましたが, ベースがこんな感じなので, もはや何も言えません.






Splatoonの権利っていくらあれば買えるのでしょうか?
任天堂に未来を感じないし, もうサヨナラなんですかね.
みなさんはどう感じますか?

(2019/6/20 追記)
感情に任せて書くのはよくないですね.
事実このゲームを遊ぶまで, Splatoonがとてつもなく緻密な構造の上に成り立っているということを知りませんでした.

前作へのカウンターというチャレンジ精神もそこはよかったと思います.

ただ最低限自分たちでちゃんと遊ぶような開発がよかったなぁ…
そうゆう基本的な部分はさすがにほしかったですね.