ゲーム業界から見る日本情勢?
涼しくなってまいりましたぁ!
お腹壊しましたァ!
香港がほんとにやばいことになっていて, スイスで仲良くなった香港人の人大丈夫かなってずっと心配してたけど, その人は台湾人だった.
その折に, 天安門事件あったな〜, そうじゃん民主化まだじゃん, とか思ったりして, 自国のことを考えました.
ゲーム業界だなんて言いましてもN天堂はんのことですけどね.
まぁでもゲーム業界全体としてもそんなに良くは見えないですね.
変な風に煽られて変な方向に進んでるような気がします.
なにか大切なものを見失ってるような.
知らんけど.
N天堂を槍玉にあげる意味はといいますと, 高学歴が多いからです.
偏差値の高い社員が多いということで, 日本の近代教育で強かった人達が多いと考えています.
そこが今うまく回ってないんじゃないでしょうか.
岩田さんがいなくなってから特に.
スマブラultimateもスプラ2も, Amazonレビューを見る限り受けが良くないようです.
ユーザーの任天堂に対する期待の肥大化ってのもあるんでしょうけど, それにしてはレビューの内容が初歩的な気がする.
根本的なゲームシステムだったり, インターフェースだったり.
ゲームを制作する者たちの目的はなんでしょうか?
仕事の核はなんでしょうか?
面白いものを作ることですよね.
面白いものってなんですか?
人はどのような時に面白いと感じるのですか?
これには答えがありません.
答えのない問題であり, これを考えていかなければいけません.
さて, 少し戻って近代教育はといいますと, 答えのある問題ばかりですよね.
『 解なし』と書く問題はあっても, それはそうゆう答えがあるということです.
大事なのは答えがない問題に対して考えることです.
私はこのような機会があった覚えがありません.
あったとすればTVのマイケル・サンデルの白熱教室ぐらいでしょうか.
日本で暮らしてるとそこそこ平和のように感じますから, 戦争がどうとかあんまり実感湧かないし, そうゆうのってけっこう茶化される傾向にあるのではないでしょうか.
なんかこう…危機感がない?
面白さの追求や, シリーズ毎で何が面白くて人気があるのかということを詰めることができていない.
だからあのようなレビューが大量にあるのではないでしょうか.
人によって何が面白いと感じるかは違いますが, 少なくともシリーズ物である場合は, ユーザーは続編には同種の面白みを期待するはずです.
そこを残した上でどのような進化をするかというところが開発の腕の見せどころであり, 勝負ポイントなわけです.
ベースの部分からできていないので論外なんですが, それはやはり答えのない問題の重要性を認識していないからではないのでしょうか.
例えばあるものが存在しているのか・していないのかわからないときってすごく辛いですよね.
あ〜あの人私のこと好きなのかな?
他に好きな人がいる??
とか,
世は大海賊時代!onepiece探すぞー!!
グランドラインしんどい…
onepieceあるのかもわかんないのに…
みたいなね.
onepieceのほうは白ひげが実在するって言ってたからってそんなことは置いといて.
だから, 答えがあるのか無いのか知るのはものすごーく大事ですし, 無いなら無いでより良い解を見つける必要があります.
そのためにはたくさん考えないといけません.
たくさん考えたことがある人は, より良く考えることができるでしょう.
それに, 考えるのはたいてい1人ではありません.
自分が考えたものをそれぞれ持ち寄って議論をする必要があります.
コミュニケーションです.
そのためには論理性が問われます.
おれのゲームデザインはこうこうこうだから面白い.
これはこうだから, ここをこうするともっと面白くなるのでは?
みたいな.
こうゆうトレーニングが全然なかった気がします.
答えのある問題に対してどのようにアプローチするのか.
しかもそのアプローチ法まで暗記させようとするのですから, 恐ろしいものですよ.
幸運にもそうでない方々もいらっしゃるとは思いますが, 少数でしょう.
そうゆうのがゲーム業界の面白さの追求というところに現れているような気がします.
そして本国では, 少し前から憲法改正などでいろいろ議論が起こっていますよね.
子供の中には, これら政治上の問題が答えの無い非常に難しい部類の問題であるとしっかり認識している人すら少ないのではないでしょうか.
日本人は曖昧さを美徳とするところもありますから, 論理的に議論をすることをしっかり鍛えないと, こういった問題に新しい世代が適切に対処できないと思います.
で, こうゆうことを考えていくと根元から理解していないと全く意味がないことに気づきます.
例えば, 戦争はダメという文句に対して.
人はどうせ氏ぬんだから, 戦争で人が氏んでもいいんじゃないのか?
国のために氏ねて本望だろう?
なんてのも一意見として存在しうるわけです.
大人でも教育でやってないから, おざなりにしている人が多いかもしれません.
そうゆうことは聞いちゃだめ, みたいな空気が漂ってる気もします.
でもなんで戦争がだめなのかという問に対して答えや方向性が無いと, 先が全く見えてきません.
そんなんで戦争が避けれるわけがない.
相手が攻めてきたら否が応でも戦うしかなくなるわけです.
それを考えるためには, 例えばなんで戦争が起きるのかなどについて勉強する必要があります.
学問はこのような点でも重要でしょう.
これについては池田清彦さんの記事が面白かったです.
https://www.mag2.com/p/news/217835
言語論にまで展開していて, 国だのなんだのという概念や認識がなければ帰属意識も生まれないとしています.
でも人間はどこかに属していたいと感じるものです.
ここらへんは掘り下げるとキリがないと思いますが, 深刻にならずともお遊びでも十分楽しめると思います.
日本は本当に危機的状況にあると感じています.
でも日本人みたいな国民性だからこそ, 違った展開も望めるのかもしれません.
いずれにしてもいまのままじゃやばいと思います.
こんなことぉ!!言える立場じゃないけどぉぉ!!!
(10/10追記)
そういえば大学入りたての時の数学の講義での教授のことを思い出しました.
原発に対する東電の発言に怒り心頭だったんですけど,
予想外とはなんということか, 予想外を研究することが科学である. それを東電のトップが予想外などと…
みたいな感じで, 当時はただ無責任なのを叱責しているのかと思ってたけど, 今ならよくわかるなーと…