Fortnite Turbo Building Nerf 騒動 日本人にe-sportsはムリ?
元気がない、、(笑)
けどさすがに間空きすぎているので書いてきます.
Fortniteやってる人はみんな知ってると思うけど, ターボ建築のナーフが最近行われ、一日二日でrevertされるという一大騒動がありました.
国内外の反応の違いが面白かったのでそれについてのエントリー.
そもそもターボ建築というのは, ボタン長押しで視点移動するだけで建築ができるというものですね.
で, 一部の問題を解決するための first step として, 全体的に建築物が張られる時間間隔が少し長くなりました.
なんでEpicがそんなことやったのかはこのリンク見てください.
https://www.epicgames.com/fortnite/en-US/news/turbo-build-changes
まあピングで勝負が決まるような状況を改善したいってことなんですが,
それはオンゲーの宿命なんで, 物理的なとこにシステムで対抗するのは非常に難しいと思います.
あと急な変更だったのもプレイヤーの反感を買ったのかもしれません.
しかし, すぐに戻したところは評価できますね~というより戻さざるをえなかったといったほうがよいでしょうか.
というのも, 初心者はともかく中級者から上級者までが大大大反対で, Twitterは荒れる, 有名プレイヤー・ストリーマーは動画で声明出す, 競技シーンではプレイヤーたちがボイコットする. . .
ほんとに大変なことになっていました(笑)
まあなんでかっていうと, ゲームの根幹にも関わってくる部分であって, みんなが一年とか何か月とかずっと練習してきたものを台無しにするようなものだったんでね.
ただこれは海外の話です.
正確に言えば, 国内外の「プロ」を比較した時の話です.
国内のプロは, 不満を明確に発信する人もいましたが, ごく少数でありました.
大多数はこれにどうやって対応するのか, などの弱体化というのはもう決まったことでこれからどうしていくのか, というような感じでした.
”前向きでいいじゃないか”と思う方もいるかもしれませんが, 国内も含め世界中のプレイヤーがブーイングをしているような状況で, 一番このゲームを遊んでる人たちが良しとできるわけないじゃないですか.
今回のナーフはFortniteとは何なのかが問われるぐらいゲームの根本に関わるものだったんですよ.
つまり, ゲーム性がかなり変わる. ゲームが変わるんです.
しかし彼らは自分の不満は退けて, 当たり障りのない内容を発信したのです.
プロは影響力もあるし, 界隈において明確な立場を持っています.
運営の指針やゲームの方向性について批判をすれば, 波風立つでしょう. 立場も変わるでしょう.
個人的には保身としか考えられません.
片や海外ではボイコットするわ, 動画で声明だすわ, 国内のプロの方よりもずっとサポーターの多い人たちがバチバチにやってたわけです.
そして結果変わったのです.
日本人のこのような特性を全面的に批判するわけではありませんが, 今回のような件ではしっかり批判されるべきです.
e-sportsというのは, 運営の采配ひとつでゲーム性が覆ります.
ユーザーがちゃんとフィードバックや意見を言わないと暴走します.
国内の様々なゲームでも運営どうこう言われてますが, そうなってしまうものなんです.
だからEpicがすごいと思っています.
いろいろ試すし, ユーザーの意見大切にするし, アプデの理由まで明記してくれます.
でもそれが本来あるべき姿だと思っています.
そうじゃないと絶対長続きしません.
これはe-sportsがオリンピックなどが難しいとされる理由のひとつでもあります.
運営の力がとにかく強いので, 土台が不安定極まりないんですよね.
事実, 先日のWorld Cupも長きに渡り開催されていましたが, 環境の変遷は相当なものでした.
だから運営はできるだけユーザーの声を聴かなければならないし, ユーザーは運営に伝えていかなければならない.
なぜこのゲームが好きなのか, 何が面白いのか.
この騒動が起こったとき, 自分はスプラトゥーンのことを思い起こさずにはいられませんでした.
スプラもゲーム性がひっくり返りましたが, 黙って続ける人と黙って去る人しかいませんでした.
あんなに頭がおかしいくらいやっていた人たちも消えていきました.
そして廃れた.
なにもプロゲーマー()達のことだけを言っているわけではなく, 自責の念が多分にあります.
人生の中でかなり大きな後悔のひとつです.
なぜ自分は何も行動を起こさなかったのか, なぜ何もできなかったのか.
世界は自分の力で幾らでも塗り替えていくことができるのに.
当時の自分はあまりにも無知で無力だった.
自分の好きなものは自分で守らなければならない.
社会的な立場や他人の感情なんて関係ないだろう.
そんなことを担保したところで, 死ぬときになって後悔するだけなんだ.
夜寝れなくなるだけなんだ.
自分の人生を生きよう. 勇気.